立てたOKRがこれでいいのか不安です
立てたOKRがこれでいいのか不安です
OKR導入初期は立てた目標に対して不安を抱きがちです。
OKRはそもそも現実にあわせて目標を軌道修正していくことを前提にした目標・戦略運営の方法なので、
100%満足できる目標をつくることをゴールにしなくて大丈夫です。
下記のチェックポイントをクリアできていたらOKRをスタートして、
運用しながら目標そのものも一緒にアップデートし続けていきましょう。
OKR仕上げのチェックポイント
Resily編
Objective
- Objectiveの責任者が設定されている
- Objectiveの背景が記載されている
Resily活用ヒント:目標の背景を具体的に言語化する
Key Result
- Key Resultの責任者が設定されている
- 【定量指標】Key Resultの目標値が設定されている
- 【定性指標】Key Resultのマイルストーン・測定方法が記載されている
- O/KRの期限を決めているか
Resily活用ヒント:Resilyで目標を可視化する
OKR編
- ひとつのカード内にKRが3~5個程度になっているか
- ひとりあたりの担当KRが3~5個程度になっているか
- OKRの進捗や課題解消について対話する機会(頻度)を定めているか
おさらい💡OKRの書き方 基本型
基本にもとづいて書けているか、今一度確認してみましょう

よりOKRをブラッシュアップしたい場合は、以下も参考にしてみてください。
OKR Tips💡良いObjectiveの条件
1.ビジネスの価値向上につながる目標である
自明かもしれませんが後の祭りにならないよう、目標設定時に自問しましょう
Resily活用ヒント:目標の背景を具体的に言語化する
2.自分たちでコントロール可能である
目標に関わる自分たちがコントロール可能な範囲の目標にしましょう
3.定性表現である
定“量”表現はKRの役割です。Objectiveが定量表現になると、実現したいことの意義が伝達できなくなります
4.実現可能である
現実的に、期限や予算が存在します。目標の難易度とバランスを取りましょう
5.心に響く言葉である
難しい目標だからこそ、周りの人から見ても「心に響く」言葉を使いましょう
OKR Tips💡良いKey Resultsの条件
1.定量的である
実数、金額などの定量的な指標で、客観的に測定できるものを考えましょう
Resily活用ヒント:KRの目標値を設定する
2.進捗がわかる
期限直前までまったく進捗率がわからないような目標を避けるために、定量指標にできない場合は進捗率をマイルストーンやアクションプランで定義しましょう。
マイルストーンがあると、進捗が滞っている課題を見つけやすくなり、小さな前進を重ねやすくなります。
Resily活用ヒント:KRのマイルストーンを記載する
3.明確である
関係者の理解を揃えるため、KRを通じて得たい成果を明確にしましょう。特に「上長が言ったこと」は曖昧な場合が多いです。
4.オーナーシップがある
「指示されたこと」よりも「自分たちが立てた目標」のほうが幅広い打ち手の創造につながります
5.野心的である
ちょっと難しいかもと思える目標のほうが、パフォーマンスが向上し、エンゲージメントが高まります
よいOKRをつくるワークフロー(翻訳版)
WORKPATH社さんのOKR作成ワークフローを弊社で翻訳しました。
こちらも参考にしてみてください。