良いOとKRの条件とは

 
本コンテンツでは、OKR作成の際に作成する「Objective」と「Key Result」のポイントについてご紹介します。

良いObjectiveの条件


良いObjectiveの例: 顧客獲得のため創業以来、最も成功したカンファレンスを開催する


  • 心に響く言葉である
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難しい目標だからこそ、周りの人から見ても「心に響く」言葉を使いましょう
  • 実現可能である
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現実的に、期限や予算が存在します。目標の難易度とバランスを取りましょう
  • 自分たちでコントロール可能である
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組織横断型ではない限り、自分たちがコントロール可能な範囲の目標にしましょう
  • ビジネスの価値向上につながる目標である
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自明かもしれませんが、後の祭りにならないよう、目標設定時に自問しましょう
  • 定性表現である
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定“量”表現はKRの役割です。Objectiveが定量表現になると、意義の伝達が失われます
  • 心に響く言葉である
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「創業以来」「最も成功した」という言葉でワクワクさせる
  • 実現可能である
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難しいかもしれないが、実現できる範囲の目標である
  • 自分たちでコントロール可能である
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カンファレンスの開催は、自分たちのチームがリードしている
  • ビジネスの価値向上につながる目標である
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カンファレンスがうまく行けば、顧客増やブランドイメージ向上につながる
  • 定性表現である
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「最も成功した」というのは定性的な表現である
 

良いKeyResultの条件


  • 定量的である
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実数、金額、パーセントなど定量表現。主観的ではなく客観的であることが重要です
  • 野心的である
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難しいと思える目標の方が、パフォーマンスが向上しエンゲージメントが高まります
  • 明確である
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関係者の理解を揃えるため明確にしましょう。
  • オーナーシップがある
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指示された事よりも自分たちが立てた目標の方が幅広い打ち手の創造につながります
  • 進捗がわかる
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頻繁(〜隔週)に進捗がわかることで、高いパフォーマンスを維持する助けになります

良いKeyResultの例: カンファレンスの製品紹介セッションで、従業員1000名以上の企業との商談を10件獲得する


  • 定量的である
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「10件獲得」は定量的な表現である
  • 野心的である
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昨年は「3件」だったので、今年の「10件」は野心的といえる
  • 明確である
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「製品紹介セッション」「従業員数1000名以上」は明確である
  • オーナーシップがある
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実際に商談獲得に動くチームメンバーが立てた目標である
  • 進捗がわかる
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実際の獲得商談数は当日までわからないが、事前準備としての集客やコンテンツの作り込みは進捗させることができる