OKRの振り返り
このページではOKRの振り返り方をご紹介しています
振り返りの目的
次のOKRを考える際の参考になるのは、過去の自分たちの取り組みです。何を目指し、どのように行動したのか、その結果何が得られたのかをチーム全員で振り返ります。この共通認識により、次のOKRに自信を持って取り組むことができます。
振り返りの観点
成果・達成できたこと・よかった取り組み | KRの進捗率や、KRに取り組む過程で生まれた成果を共有しましょう |
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課題・難しかったこと | KR進捗を阻んだ課題や障害、難易度の高かった取り組みを共有しましょう |
O/KRへのアサインが適当だったか | O/KRを進捗させるのに必要なメンバーがアサインされていたか、アサインの数が多すぎなかったかについて対話しましょう |
Objectiveはどれくらい実現できたか | Resily上のObjectiveの進捗率と、自分たちが感じるObjectiveの実現度を比べて見ましょう もしギャップがある場合は、どのような部分にあるかをチームで共有しましょう |
来期に持ち越すこと | 優先順位をつけて、何を来期に持ち越すのか(持ち越さないのか)を対話しましょう |
Tips💡振り返りのフレームワーク
チームでの振り返りを行う際には、次の3つのフレームワークがおすすめです。オフラインでは付箋を使用し、オンラインではオンラインホワイトボードツールを利用すると便利です。
チームで馴染みのある振り返り方法がある場合は、その方法で実施してみてください。
KPT
KPTの流れ
- 「Keep」には、KRに対する成果、良かった取り組み、継続したい事項を付箋に書き出します。
- 「Problem」には、KRに対する課題や障害を付箋に書き出します。
- 「Keep」から「Problem」へと進みながら、各自が挙げた内容を共有します。似た内容の付箋は近くに集め、グループ化します。
- 「Keep」や「Problem」で共有された内容に基づいて、「Try」には今後のアクションを付箋に書き出します。
- 「Try」で洗い出した内容を各自が共有し、チーム全体の今後のアクションを決定します。
YWT
YWTの流れ
- 「Y:やったこと」には、KRに対して行ったアクションを付箋に書き出します。
- 「W:わかったこと」には、KRに対する成果や学び、良い結果や悪い結果を付箋に書き出します。
- 「Y:やったこと」から「W:わかったこと」へと進みながら、各自が挙げた内容を共有します。似た内容の付箋は近くに集め、グループ化します。
- 「Y:やったこと」や「W:わかったこと」で共有された内容に基づいて、「T:次にやること」には、今後のアクションを付箋に書きます。
- 「T:次にやること」で洗い出した内容を各自が共有し、チーム全体の今後のアクションを決定します。
FACT・EMOTION
FACT・EMOTIONの流れ
- KRに対する活動を振り返り、それぞれの4つのエリアに付箋を書き出します。
- 【Good Fact】から反時計回りに進みながら、各自が挙げた内容を共有します。共有しながら、似た内容の付箋を集めてグループにしておきます。
- 共有された付箋をもとに、チーム全体の今後のアクションを決定します。